山本由伸物語(下)プロ2年目で後輩に語った“チーム愛”メジャー挑戦よりも「オリックスで優勝したい」

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 山本は2016年ドラフト4位でオリックスに入団。2年目には中継ぎとして一軍に定着していた。

「友人たちと福岡のペイペイドームで観戦した時のことです。見にいくことを伝えると、すぐに人数分の招待券を用意してくれて、『どうやってくるの?』と。さすがに交通費は頂けないので、それは遠慮しました。試合後は焼き肉に連れていってもらって。僕らは食事の席で『メジャーを目指すんですか』なんて聞いてみたりしましたが、由伸さんは『オレはこの球団が好き』『オリックスで優勝したい』と言っていたのが凄く印象的でした」

 それから3年後の今季、山本は球界を代表する投手となり、優勝という目標を達成した。

 マウンドでは味方の援護がない時も、エラーした時も淡々と投げ、エラーした味方を鼓舞すらした。

「それは高校時代から変わらないものです」と、福田さんは言う。

 伊部パワフルズで小学生時代の山本を指導し、現在も家族ぐるみの付き合いのある大饗利秀氏は、つい最近、山本とこんなやりとりをしたという。

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