青学大の箱根総合圧巻V生んだ原監督「言葉のマジック」 4連覇含む総合9度制覇の名将が分析

公開日: 更新日:

 さらに澤木氏は「原マジック」にも注目している。

「選手をやる気にさせる方法は大きく分けて2つある。ひとつは、適切かつ適度なトレーニングで記録を伸ばし、自信を持たせること。もうひとつは言葉の魔術です。原監督の言葉は、選手の心に深くしみ込むといわれている。日頃のコミュニケーションや練習中のアドバイスが『やる気のホルモン』といわれる神経伝達物質(セロトニン)を分泌させ、ここぞというときに気持ちを奮い立たせているのではないか。とはいえ、今はどんな競技も一人の指導者でチームが強くなる時代ではない。フィジカルやメンタルのコーチ、医学や栄養面のサポートなど、複数指導者の目が欠かせない。箱根駅伝の監督は成績が悪ければ解任されるプロの指導者です。青学の1強を許してはいけません」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」

  2. 2

    円安地獄で青天井の物価高…もう怪しくなってきた高市経済政策の薄っぺら

  3. 3

    現行保険証の「来年3月まで使用延長」がマイナ混乱に拍車…周知不足の怠慢行政

  4. 4

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  5. 5

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  1. 6

    佐々木朗希がドジャース狙うCY賞左腕スクーバルの「交換要員」になる可能性…1年で見切りつけられそうな裏側

  2. 7

    【武道館】で開催されたザ・タイガース解散コンサートを見に来た加橋かつみ

  3. 8

    “第二のガーシー”高岡蒼佑が次に矛先を向けかねない “宮崎あおいじゃない”女優の顔ぶれ

  4. 9

    二階俊博氏は引退、公明党も連立離脱…日中緊張でも高市政権に“パイプ役”不在の危うさ

  5. 10

    菊池風磨率いるtimeleszにはすでに亀裂か…“容姿イジリ”が早速炎上でファンに弁明