巨人ドラ1大勢が初ブルペンで剛速球披露 今季の浮沈が「元甲子園エース2人」の命運握る

公開日: 更新日:

 もうひとり、このドラ1右腕の成績に左右されそうなのが、桑田真澄投手チーフコーチ(53)だ。

「今季『補佐』から『チーフ』に昇格したことで、キャンプでの実戦の時期を遅らせたり、前任者の宮本さんとの違いを出そうと精力的に動いている。今年は3位の赤星優志(22=日大)を含め、即戦力ルーキーは投手ばかり。新人の成績は、そのまま育成・教育の責任者でもある桑田コーチの評価になるわけです」(前出の関係者)

 桑田コーチは新人合同自主トレ初日に「プロ野球の世界は実力の世界で弱肉強食。実力をつけて成績を残して、しっかり稼いで楽しい充実した人生を送ってください」と訓示した。桑田コーチにとっても新人は生命線でもある。

 原監督の第3次政権は4年目を迎える。ドラ1右腕の剛速球披露はいいニュースだが、「発掘」「育成」という意味で、この2人の責任は大きくなりそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  2. 2

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 3

    箱根駅伝は「勝者のノウハウ」のある我々が勝つ!出雲の7位から良い流れが作れています

  4. 4

    女子プロレス転向フワちゃんいきなり正念場か…関係者が懸念するタレント時代からの“負の行状”

  5. 5

    高市首相「午前3時出勤」は日米“大はしゃぎ”会談の自業自得…維新吉村代表「野党の質問通告遅い」はフェイク

  1. 6

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  2. 7

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  3. 8

    学歴詐称問題の伊東市長より“東洋大生らしい”フワちゃんの意外な一面…ちゃんと卒業、3カ国語ペラペラ

  4. 9

    村上宗隆、岡本和真、今井達也のお値段は?米スカウト&専門家が下すガチ評価

  5. 10

    自死した元兵庫県議の妻がN党・立花孝志党首を「名誉毀損」の疑いで刑事告訴…今後予想される厳しい捜査の行方