新庄監督“1安打1得点勝利”にしてやったり!新生日本ハム「チームプレー不要」の腹の内

公開日: 更新日:

 2日に行われたヤクルト戦は、日本ハム・新庄剛志監督(50)の方針が垣間見えた試合でもあった。

 好守もあり、1-0で辛勝したこの日、六回まで無安打だった。ナインはファーストストライクから積極的にバットを振りにいき、結果的に凡打の山を築いて終わってみれば安打はわずか1本。七回2死三塁から佐藤龍世(25)による適時二塁打のみだった。

【写真】この記事の関連写真を見る(24枚)

 しかし、現時点で新庄監督が選手に求めることは、徹底した“個人プレー”だ。打撃については「常に自分のフォームでしっかり初球から叩きにいきなさい」と言う。さらに、2月に出版した自著「スリルライフ」(マガジンハウス)の中で「率先してチームプレーをするような選手に僕は魅力を感じることはできない」とし、「チームのためにと進塁打を打つくらいなら、自分のために、自分が稼ぐためにヒットやホームランを狙ってほしい」と書いている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋