日ハム新庄監督「開幕3連戦は遊ぶ」発言大炎上の波紋…選手に真意は伝わっているのか?

公開日: 更新日:

 前日の新庄監督はファッションショーに登場し、ランウエーを颯爽と闊歩。

「こういうことしないと俺はテンションが上がらないの」と、開幕までの書き入れ時とばかりに露出を増やしていることも火種になっているとみる向きもあるようだが、前出の球団OBはこう話す。

「もちろん『遊びます』という言い回しは不適切ですが、手を抜くわけじゃないと思います。新庄監督の野球への情熱は選手に伝わっているだろうし、そもそも今季は『全員を1度は一軍で使う』と言っている。最初の3連戦で一軍半の選手たちをフルに使う可能性だってあります。全力のソフトバンクと力の差を測る目的もあるかもしれない。いずれにせよ、この発言に不満を抱く者はチーム内にいないかと。ここまでアピール不足の選手にとっては絶好のチャンスですからね。ソフトバンク側ですか? 狭い業界だから、新庄監督の性格も分かっているはず。『また、なんか言っているよ』くらいじゃないですか(笑い)」

 新庄監督はこの日、自身のインスタグラムに前述の「遊びます」発言を報じるニュース画面とともに、「開幕投手は明日 インスタ Twitterで発表します」と投稿した。

「本当の開幕」まで残り6日。どんなサプライズを起こそうが、そこで思うような結果が出なかったときの反動が大きいのは言うまでもない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 2

    ドジャース大谷が佐々木朗希への「痛烈な皮肉」を体現…耳の痛い“フォア・ザ・チーム”の発言も

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    巨人に漂う不穏な空気…杉内投手チーフコーチの「苦言連発」「選手吊るし上げ」が波紋広げる

  2. 7

    星野監督は中村武志さんを張り倒した直後、3ランを打った隣の俺にも鉄拳制裁…メチャクチャ痛かった

  3. 8

    (1)身内すらも“監視し欺く”情報統制…機密流出犯には厳罰、まるで落合博満監督のよう

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希は「ひとりぼっち」で崖っぷち…ロバーツ監督が“気になる発言”も

  5. 10

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった