巨人・鍬原たった5球で広島打線を撃沈!崖っぷち5年目で「覚醒」の秘密

公開日: 更新日:

 見違えた。

 6日の広島戦。たった5球で相手の戦意を喪失させた巨人鍬原拓也(26)である。

■八回2死二塁のピンチをピシャリ

 吉川の2ランで試合をひっくり返した直後の八回裏。2死二塁のピンチで登板すると、4番のマクブルームを見逃し三振に切って取った。

 評論家の高橋善正氏がこう言った。

「4球で追い込み、最後は真っすぐ勝負。ボールは外角低めに構える捕手のミットへ吸い込まれるように収まった。球速は141キロでしたが、球の伸び、キレ、制球ともに完璧でしたね。今季の鍬原は、登板しただけで相手に白旗を掲げさせるような球を投げている。九回は新人ストッパーの大勢が締めて開幕から7連続セーブという球団の新人最多記録に並びましたが、関西国際大時代に右ヒジの故障歴があり、原監督は無理をさせない方針。ダブルストッパーとして鍬原に大役を任せてもいいくらいです」

■球速表示以上のスピード

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