巨人・鍬原たった5球で広島打線を撃沈!崖っぷち5年目で「覚醒」の秘密

公開日: 更新日:

 見違えた。

 6日の広島戦。たった5球で相手の戦意を喪失させた巨人鍬原拓也(26)である。

■八回2死二塁のピンチをピシャリ

 吉川の2ランで試合をひっくり返した直後の八回裏。2死二塁のピンチで登板すると、4番のマクブルームを見逃し三振に切って取った。

 評論家の高橋善正氏がこう言った。

「4球で追い込み、最後は真っすぐ勝負。ボールは外角低めに構える捕手のミットへ吸い込まれるように収まった。球速は141キロでしたが、球の伸び、キレ、制球ともに完璧でしたね。今季の鍬原は、登板しただけで相手に白旗を掲げさせるような球を投げている。九回は新人ストッパーの大勢が締めて開幕から7連続セーブという球団の新人最多記録に並びましたが、関西国際大時代に右ヒジの故障歴があり、原監督は無理をさせない方針。ダブルストッパーとして鍬原に大役を任せてもいいくらいです」

■球速表示以上のスピード

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾