日本ハム早くも今季4度目完封負け…新庄監督「ノーヒットで点を取る野球」はどこへ?

公開日: 更新日:

 早くも今季4度目の完封負けだ。

 昨5日のロッテ戦に敗れた日本ハムは、開幕からの10試合で1勝9敗となり、球団史上ワーストを更新した。

 この日はエースの上沢が先発。打順は1番から浅間、松本、近藤、ヌニエスと続き、6番は故障からカムバックし、今季一軍初昇格の野村。新庄剛志監督(50)の「勝ちにいく」という姿勢は見えた。

 しかし、12球団ワーストのチーム打率.192にあえぐ貧打線は再三の好機を生かせず、この日も機能しなかった。二回は3連打で無死満塁とし、先制チャンスを掴むも、アルカンタラが三振、石井が中飛、清水が右飛に倒れた。

 2点を追う五回は、無死一、二塁で清水がスリーバントに失敗し、続く浅間が併殺打。さらに七回、1死満塁の好機も、代打の清宮が捕邪飛、浅間が空振り三振に倒れた。

■新庄監督は「徐々に徐々にいい感じ」とは言うものの

 これまで新庄監督は、セオリーを度外視した打線を組んできた。それが影響してか、この日までの得点圏打率は.140にとどまっているが、かといって全員の打者にただ単に「打て」と指示しているわけではない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々