プロ野球“声出し禁止”継続も…「あと1球」コール響く甲子園はルールあってなきがごとし

公開日: 更新日:

 18日、NPB(日本野球機構)と12球団の臨時代表者会議が行われ、球場での「声出し応援」の復活は当面見送ることが決定された。

 NPBの井原事務局長は「声援のあるなしは政府の政策の範囲での対応となる。プロ野球は大声を出すイベントではないとされ、大声を出すと観客上限が50%になってしまう」と話した。

 球団や球場個々の判断はともかく、NPBは今季の観客について上限を設けていない。ただ、客足が伸び悩んでいるのも事実。コロナ前の2019年は12球団の1試合平均は約3万人。今季は18日現在、約2万2000人と激減している。

 新型コロナの感染を恐れて球場に足を運ばないファンもいるだろうが、やはり、スポーツ競技に歓声はつきもの。拍手やグッズを掲げるだけでは気分が乗らず、直接の観戦を見送っているファンも少なくない。

 もっとも、甲子園球場(写真)は声出し禁止ルールなど、あってなきがごとし。大歓声や「あと1球」などのコールが問題になっている。阪神は彼らを取り締まるべきじゃないのか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー