アマ鈴木晃祐にも1打差2位の“恩恵”が…無風の大洗はやはり物足りない

公開日: 更新日:

【アジアパシフィックオープンゴルフ ダイヤモンドカップ】最終日

 物足りない試合だった。首位に1打差5位発進の今平周吾(29)が68で回り、通算8アンダーでツアー6勝目。7月の全英オープンの切符も獲得した。

■アマが63で2位タイ

 9年ぶりの開催となった会場は鹿島灘沿いにあり、「大会中、必ず1日は吹く」といわれる名物の強風が、今年は選手に牙をむくことはなく、アマの鈴木晃祐(東北福祉大4年)が最終日に1イーグル、6バーディー、1ボギーの63と爆発し、今平に1打差の2位タイで終えたのもその恩恵といえる。

 大洗といえば、松山英樹が優勝した2013年大会も最終日に強い風が吹き、60台のスコアはゼロ。松山は4日間、パー3の16番(245ヤード)は一度もワンオンできなかった。09年大会は2日目に最大瞬間風速が16メートル以上の強風が吹き荒れ、スコアを崩す選手が続出。ツアーでは5年ぶりにアンダーパーが出なかった。

■風が吹かない大洗はつまらない

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」