著者のコラム一覧
菅野徳雄ゴルフジャーナリスト

1938年生まれ。岩手県出身。立教大卒。1964年からゴルフ雑誌の編集にたずさわり、中村寅吉をはじめ、河野高明、安田春雄、杉本英世、尾崎将司など、数多くのトッププレーヤーを取材。わかりやすい技術論と辛口の評論で知られる。「ゴルフ・トッププロのここを学べ」「ゴルフスウィングの決め手」「即習ゴルフ上達塾」などの著書がある。

もう誰も驚かない国内男子ツアーの凋落…スターは生まれず、今や優勝賞金も女子が高額

公開日: 更新日:

 太平洋クラブマスターズも世界の強豪が大挙してやってきた国際試合である。73年に日本人で初めて勝ったのはジャンボであり、次に79、80年と連覇したのは76年全英オープンの出場権を現地まで行って獲得して10位だった鈴木規夫である。

 今は全英だけでなく全米オープンの出場資格も国内で得られるようになった。しかし本戦に出ても決勝で上位を争う日本人選手は出てこなくなってしまった。

■男女のゴルフツアー人気も完全に入れ替わり

 有望視されていながら、足踏みをしている若者が多いのはどうしてなんだろう。「鉄は熱いうちに叩け」と言う言葉があるけれど、どうして自分を追い込もうとしないんだろう。

 松山英樹の後を追うのは誰か? と聞かれたら、星野陸也しかいない。身長186センチ、手足も長くゴルフ向きの体形だ。早く米ツアーに行ったほうがいい。

 それには海外でも実績を残さなければならない。今年の全米オープンで一番注目しているのは星野だ。予選通過を目標にしたら2日間だけのゴルフで終わってしまうので、4日間をどう戦うかを初めから考えて欲しい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束