古江彩佳に問われる「プロ意識」…全米女子OP予選落ちで“塩対応”どころか取材拒否

公開日: 更新日:

 5日に閉幕した全米女子オープンの会場で残念な「事件」があった。今季から米女子ツアーに本格参戦している古江彩佳(22)は通算7オーバー(101位)で予選落ち。すると、取材対応をせずコースを後にしたのだ。

 古江は前週のマッチプレーで米ツアー自己最高の2位に入り、メジャーでも上位争いが期待された。今季11試合目(1試合は予選落ちなし)にして初の予選落ちはショックだったのかもしれないが、「プロですからこれはいけません」と、ゴルフライターの吉川英三郎氏がこう言う。

「結果に動揺しているのであれば、『少し時間を下さい』と言って、気持ちを落ち着けてから報道陣の取材に応じればいい。体調が悪いのなら関係者を通じ、取材対応できない理由とコメントを伝えてもらうこともできる。米女子ツアー参戦1年目でも、ずっと予選を通ってきた古江です。スコアを崩した原因は何だったのか、どこが難しかったのか、最後の2日間で72ホールプレーした前週の疲れがあったのかなど、ファンは知りたいと思う。報道があるから大会にスポンサーがつくし、大会も成り立つのです。試合で賞金を稼げるのは自分の力だけではない。それを理解するべきです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 2

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  3. 3

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  4. 4

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 5

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  1. 6

    半世紀前のこの国で夢のような音楽が本当につくられていた

  2. 7

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 8

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 9

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情