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菅野徳雄ゴルフジャーナリスト

1938年生まれ。岩手県出身。立教大卒。1964年からゴルフ雑誌の編集にたずさわり、中村寅吉をはじめ、河野高明、安田春雄、杉本英世、尾崎将司など、数多くのトッププレーヤーを取材。わかりやすい技術論と辛口の評論で知られる。「ゴルフ・トッププロのここを学べ」「ゴルフスウィングの決め手」「即習ゴルフ上達塾」などの著書がある。

ミズノOPは全滅…日本人プロは世界で戦うドライバーショットを知らなすぎる

公開日: 更新日:

 上位4人までがメジャーの全英オープンに出場できるミズノオープンで日本選手は全滅した。なんと5位にも入れなかった。

 全英オープンは風の強いリンクスで開催されることが多いので、「~全英への道~ミズノオープン」会場も日本のコースとしては比較的風の強い海沿いのリンクス風のJFE瀬戸内海GCでよく開催されている。ところが最近は、シーサイドコースで行われた大会はたいがい外国勢が勝っている。

 全英オープンで活躍したアジア人といえば台湾の呂良煥がいる。今年3月に亡くなったが、1971年の全英オープンでリー・トレビノと優勝を争って惜しくも2位になっている。

 日本でも活躍し、風の強い静岡オープンで優勝、取材したときのことを今でもよく思い出す。

 正確なドライバーショットについて聞くと、「台湾のコースは風が強いので、ショットを曲げたらゴルフにならない。フェアウエーをタテに3つに割って、左、右、真ん中と打ち分ける練習をよくやった」と言った。

■アゲンスト風の中でも飛距離が落ちない低い弾道

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