著者のコラム一覧
羽川豊プロゴルファー

1957年栃木県出身。79年日本学生ゴルフ選手権優勝。翌80年にプロテストに合格すると、ルーキーイヤーの81年は日本オープン、日本シリーズに優勝。同年代の湯原信光、倉本昌弘とともに「ニューウェーブ三羽烏」と呼ばれた。82年にはメジャーのマスターズから招待され、初出場で15位。「世界最強レフティー」と絶賛された。現在はシニアツアーでプレー。テレビ解説者としても活躍している。

波乱呼ぶ「LIVゴルフ招待」、そして国内女子プロから相次ぐメジャー不参加意向は残念

公開日: 更新日:

 サウジアラビア政府がバックにつき、グレッグ・ノーマンが主導する新ツアー「LIVゴルフ招待」の初戦が先週ロンドンで開幕しました。ある意味、世界で最も注目を集めた試合かもしれません。

 3日間大会で通算7アンダーのC・シュワーツェルが優勝し、手にした賞金は400万ドル(約5億3600万円)。日本から出場した3選手は木下稜介が通算2オーバー14位(獲得賞金4221万円)、香妻陣一朗が通算3オーバー16位(同3283万円)、谷原秀人は通算11オーバー41位(同1822万円)と国内で戦うよりも破格。潤沢なオイルマネーがあり、1試合で1年分を稼げる高額賞金はプロにとってやはり魅力です。

 同時に、LIVゴルフ招待に出場したP・ミケルソン、D・ジョンソン、S・ガルシアらメジャーチャンピオンに対してPGAツアーが出場停止を即座に発表したことも大きな話題になりました。人気選手が流出すれば、大きな収入源である放映権料ダウンの危機感があるからでしょう。

■新ツアーの魅力は「短時間に稼げる賞金」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋