香妻陣一朗はたった2試合でキャリア9年分の賞金ゲット! “金満ツアー”LIVゴルフはウハウハ

公開日: 更新日:

ゴルファーのモチベーションが変わる可能性

 ツアー関係者が言う。

「新ツアーは欧米ツアーから選手を引き抜くため、実績や知名度に応じて契約金を出している。ミケルソンは新ツアー入りを躊躇する選手を呼び込むための看板です。世界では無名の日本選手が新ツアーから出場を打診されるには、世界ランク100位以内が最低条件ではないか。世界ランクに関しては、前年末上位50人はマスターズに出場できるため、皆そこを目指しているが、予選落ちがなく即座に大金を稼げる新ツアーの誕生により、ランクアップのモチベーションが変わるかもしれない」

 第2戦からは、メジャー4勝のB・ケプカ(32)、20年全米オープン優勝のB・デシャンボー、20年全米オープン2位のM・ウルフ(23)、世界アマランク2位のE・ロペス・チャカラ(22・オクラホマ州立大)といった、今が旬の選手や若手も参戦。危機感を募らせる米ツアーは、新ツアー組の出場資格を停止し、米ツアー出場資格の緩和策などを打ち出した。欧州ツアーも出場停止処分と罰金を科すが、今のところ日本ツアーに罰則規定はない。

 新ツアーは来季からは14大会に増え、さらなる発展を遂げそうだ。国内大会が激減の日本選手にとって、これほど魅力的なツアーはない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々