大谷翔平の移籍先に“渋チン”マーリンズが急浮上!8月からマイアミで「ヒリヒリする」可能性
エンゼルス・大谷翔平(28)が日本時間7日、敵地マイアミでのマーリンズ戦に8勝目(4敗)をかけて「3番・DH」で投打同時出場。7回10奪三振1失点、打者としては決勝の2点適時打を放つ活躍で、エンゼルスの連敗ストップに貢献した。
エンゼルスは、前日まで4戦連続3安打以下と打線が振るわず、5戦連続の2ケタ三振。2日のアストロズ戦から4連敗で借金は今季ワーストの8に膨れ上がった。首位アストロズとは17ゲーム差のア・リーグ西地区4位で、地区優勝以外の最高勝率チームがプレーオフに進出するワイルドカード(WC)争いでは3位ブルージェイズに7ゲーム差と離され、早くもポストシーズン進出は絶望的な状況である(数字は全て6日現在)。
■主砲トラウトと大谷の放出論
投打の歯車が狂ったまま、一向にチーム状態が上向く兆しすら見えない中、複数の米メディアが連日のように主砲トラウトと大谷の放出論を唱えている。2030年まで総額400億円超の長期契約を残すトラウト、来季終了後FAになる大谷の2人、もしくはどちらか1人を放出して見返りに他球団の若手有望株を手に入れ、チーム再建に動いた方が得策というわけだ。
今季、好不調の波が激しい上に高給取りのトラウトはともかく、パフォーマンスに加えて集客力も見込める大谷は今季トレード市場のデッドライン(8月3日)に向けた目玉のひとりだ。
FAになる来季終了後の大型契約も見据えて、それなりに資金力があって選手層の薄い球団がエ軍にトレードを打診するとの臆測が飛び交っている。オフならともかく、資金力があって結果も出しているヤンキース、ドジャース、メッツなどがこの時期、起用法に注文のつく大谷をトレードで獲得するメリットはないからだ。