初メジャー桂川有人が18位タイで予選突破! キャディー現地採用は大正解

公開日: 更新日:

【全英オープン】第2日

 1月に行われた日本とアジアンツアーとの共催大会「SMBCシンガポールオープン」2位資格で初メジャーの全英切符を手に入れた桂川有人(23)。タフなリンクスを攻めて68で回り、日本勢トップの通算5アンダー18位タイで予選突破を決めた。

「ショットが安定しているのでイメージ通りのボールが打てる」と35位タイ発進から急浮上した。

 好プレーに大きく貢献するのが現地採用キャディーだ。

 セントアンドルーズ・オールドコースはフェアウエーが硬いためボールがよく転がる。しかし、いくつもの大小さまざまなマウンドがあり、キック次第ではポットバンカーや深いラフにつかまりやすい。しかも、だだっ広い野原のようなリンクスは目標物が少なく、ターゲットが絞りづらい。

 その点、コースの隅々まで知り尽くす現地キャディーのアドバイスを受け入れて、攻略ルートや使用するクラブ番手が明確なのが桂川の強みだ。リンクスの怖さを知らないズブの素人キャディーを日本から連れていくよりも、よっぽど有意義な情報が得られるということだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々