松山英樹55位タイで予選ヒヤヒヤ通過…バーディー合戦に乗り遅れチャージも不発

公開日: 更新日:

【全英オープン】第2日

 大会2日目は初日同様に天候が荒れず、上位陣はスコアを大きく伸ばしていった。

 単独首位に立ったキャメロン・スミス(28=豪州)は1イーグル、6バーディーの64で回り通算13アンダー。2日目が終わってすでに4選手が2ケタアンダーパーに乗せている。そんなバーディー合戦に乗り遅れたのが松山英樹(30)だ。

 前半こそ1番1.5メートル、3番7メートルのバーディーパットを決めて勢いに乗るかと思われたが、その後は3メートル前後のチャンスを何度も外してパーセーブが続いた。

 ティーショットやグリーンを狙うショットには問題なかった。しかし、グリーン上の微妙なアンジュレーションに惑わされてラインとタッチに腹が決まらず、パットに嫌なムードが漂いだした。

 すると松山が得意とするグリーン回りからのアプローチまで狂いだしてピンに寄らず、13番パー4は2.5メートルのパーパットを決められずこの日初のボギー。


 16番は上り3メートルを外し、続く17番は1.5メートルがカップに蹴られて連続ボギー。この時点でカットライン上のイーブンパー。上がり18番バーディーで通算1アンダー55位タイ。それでも首位と12打差では優勝も厳しくなった。

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