全英初日は飛ばし屋ヤングが-8単独首位発進…「聖地」での好スコアを主催R&Aが嫌がるワケ

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 アマチュアゴルファーの喜びが、また奪われることになりそうだ。

 大会初日はスコットランド名物の強風が吹かず、穏やかな天気だったとはいえ、ドライバー平均飛距離316.5ヤード(PGAツアーランク8位)の飛ばし屋、キャメロン・ヤング(25)が8バーディー・ノーボギーの64で回り単独首位に立った。

 ただ、全英オープン主催のR&Aにとってセントアンドルーズ・オールドコースで好スコアを出されては困る事情がある。

 かつてタイガー・ウッズ(46)がこのコースで開催された2000年大会で初めて優勝した時には一回もポットバンカーにつかまらずに通算19アンダーと爆発。

 同じ会場でウッズが2勝目を挙げた05年大会は通算14アンダー。飛距離アップからリンクスのポットバンカーがハザードとしての機能を失い、R&Aのホームコースである聖地の威厳やメンツをズタズタにしてしまった。

 そこでゴルフルールの総本山でもあるR&Aは飛距離制限に乗り出し、08年からドライバーの高反発規制を決めた。

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