渋野日向子たった1日で「いつものシブコ」に逆戻り…全英OP初日単独首位→7位Tに後退

公開日: 更新日:

【全英女子オープン】第2日

 6アンダーで単独首位に立った前日は「自分が自分じゃないみたいにパッティングが入ってくれた。すごく距離感が合っていたので自分でも不思議な感じ」と語っていた渋野日向子(23)。この日はショットが安定せず、フェアウエーキープは7ホールにパーオンは13ホール。耐えるゴルフが続き、14番では今大会初めてポットバンカーの洗礼も受け、1バーディー、3ボギーの73。ベスト10の選手でオーバーパーは渋野だけだが、前日の「貯金」がものをいい、通算4アンダー7位タイは首位に4打差で優勝圏内に踏みとどまった。

「ショットが安定せず、ロングパットや難しいアプローチでバーディーチャンスにつけられなかった。ショットに試行錯誤していたが、何も考えずに振った方がいいと18番で気がついた。4日間プレーするのは久しぶりなので、悔いの残らないように戦いたい」(渋野)

 2019年大会で優勝したときは実質プロ1年目の20歳だった。海外試合は初挑戦で失うものは何もなく、怖いもの知らずの強みもあり、笑顔と思い切りのいいスイングがファンを魅了した。当時の映像を見ても、スイングにみじんの迷いも感じられない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  2. 2

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  3. 3

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  4. 4

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  5. 5

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  1. 6

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  2. 7

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  3. 8

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方