新庄日本ハム今季5度目サヨナラ勝利、最多観客も素直に喜べず…清宮故障リタイアの痛恨

公開日: 更新日:

危険なスライディングで左肩故障

 いまだ最下位でも、続投報道が出た新庄監督は来季に向けてやる気満々。ナインを発奮させ、少しでも戦力を底上げしたいはず。だがそんな中、試合中に病院送りになったのが清宮幸太郎(23)だ。

 10日の西武戦で二塁に滑り込んだ際、カバーに入った遊撃の源田と衝突。滑り込むタイミングが遅く、審判に「危険なスライディング」と判断された。この日は1打席目から左肩をかばうようなスイングをし、2打数無安打。六回の守備から交代した。指揮官は試合後、昨日の走塁時に左肩を痛めていたことを明かし、「すぐに病院に行かせました。試合前は大丈夫だったと思うんだけど、(初回の西武の)森くんの(右翼線の)打球で肩が上がって痛いポイントに入ったのかな」と心配そうだった。

 清宮は今季、昨オフに新庄監督が指示した減量効果もあってか、自己最多の13本塁打を放つなど、指揮官の育成手腕を見極める上で象徴的存在といえる。仮に離脱となれば、それこそ成長に足踏み、最悪逆戻りともなりかねない。

 好事魔多し、か。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党さや候補のホストクラブ投票キャンペーンは、法律的に公選法違反になるのか

  2. 2

    不倫騒動から3カ月…田中圭のポーカー遠征に永野芽郁が同行? Xで検証作業が沸騰する異様

  3. 3

    “ケチ付き昇進”横綱豊昇龍がまた休場…名ばかり横綱だった先輩2人との「いや~な」共通点

  4. 4

    やっぱり撃沈した山尾志桜里氏の今後…“古巣”国民民主を批判も参院東京選挙区では2人当選

  5. 5

    参院選神奈川で猛攻の参政党候補に疑惑を直撃! 警視庁時代に「横領発覚→依願退職→退職金で弁済」か

  1. 6

    新興政党なのに…参院選当選者ゼロの石丸新党「再生の道」はもはや“再生不能”

  2. 7

    君はそれでも参政党に投票するのか…若者たちの“熱狂”が引き寄せる「徴兵制」「治安維持法」

  3. 8

    渡部建のトイレ不倫を「許してない」と発言…妻・佐々木希それでも第2子出産の違和感と本音

  4. 9

    長嶋一茂は“バカ息子落書き騒動”を自虐ネタに解禁も…江角マキコはいま何を? 第一線復帰は?

  5. 10

    池上彰氏がテレ東選挙特番からネットにシフト…テレビ報道の限界とYouTuberとしての活路