新庄日本ハム今季5度目サヨナラ勝利、最多観客も素直に喜べず…清宮故障リタイアの痛恨

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 11日、日本ハムは今季最多の3万3754人の観客を動員。試合も首位西武にサヨナラ勝ちし、カード勝ち越しを決めた。しかし、だからといって新庄剛志監督(50)は手放しで万々歳と言えるかどうか──。

■首位西武にサヨナラ勝利、スタンド満員も…

 チームは8月に入ってから好調。5~7日のオリックス戦こそ負け越したものの、2~4日のソフトバンク3連戦と今カードの西武戦はいずれも2勝1分けの負けなし。8月に限れば、5勝2敗2分けである。

 12球団で西武とドベ争いをしている本拠地の観客動員も、この日は今季最多。7月2日以来、今季2度目の3万人超えである。

 これにはサヨナラ打を放った清水も、お立ち台で「お客さんがめちゃくちゃ多いなと思ってました」と、目を丸くしていた。夏休み中の祝日で、来場者3万人に新庄監督のボブルヘッド人形を配り、しかも100人には指揮官自ら手渡しというサービス付き。そうしたもろもろの要因があったにせよ、大観衆に足を運ばせたのは事実だ。

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