エンゼルス身売り検討発表の波紋…大谷翔平の去就に影響必至、トレード騒動再燃も

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 複数の米メディアによれば、同オーナーは全世界からの注目を集め、商品価値の高い大谷の全盛期である今が球団の売り時と判断したようだ。

■主砲トラウトは「まだ整理しきれていない」

 球団売却のニュースにはエ軍選手にも衝撃が走り、敵地セントピーターズバーグでのレイズ戦を前に報道陣に対応した主砲トラウトは「まだ整理しきれていない。オーナーにはとてもお世話になり感謝している」などと話した。

 現時点で売却先は明らかになっていないが、来季終了後FAになり、今オフのトレード市場の目玉に位置付けられている大谷の去就に影響を及ぼすのは必至。すでにエ軍には主砲トラウト(8年約390億円)、レンドン(4年約200億円)と大型契約を残す選手を2人も抱えている。市場価値が500億円ともいわれる大谷と長期契約を結べば、人件費が高騰し、他に必要な補強もままならなくなるからだ。

 新オーナーの方針次第では今オフにも大谷のトレード騒動が再燃する可能性まで出てきた。

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