巨人はコーチ6人が退任…2年連続負け越しでも“親分”原監督は責任取らず“子分”切り捨て

公開日: 更新日:

「話が違いますよね。原監督が4年前に3度目の監督に就任した時、オーナーに経験の浅い若いコーチの育成も厳命されたはずです。もちろん、選手同様にコーチだってプロ。いつ契約を解除されるか分からない立場ではあるけれど、最終的な解任の判断は編成面の『全権』を握っている原監督がしたのでしょうから、チーム内には釈然としないものは残る。2年連続負け越した巨人の監督は原監督が初めてなんでしょう? 当然、監督自身が責任を取って潔く身を引くべき、と考えているOBは多いですよ」

 OBの中には、「次世代の若いコーチたちを踏み台にして自分だけが生き残った」という厳しい声もある。そんな図太い神経の持ち主だからこそ、来季17年目を迎える超長期政権を築けているわけだ。

 外部からは大久保氏の他に、阿波野秀幸氏(58)が投手コーチ、鈴木尚広氏(44)が外野守備走塁コーチとして復帰する。新コーチは「明日は我が身」と覚悟しておいた方がいい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  2. 2

    風間俊介がジャニーズJr.のセンターの座を捨てて都立高校受験に専念した意外な理由

  3. 3

    崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット

  4. 4

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  5. 5

    侍J井端監督に大ピンチ!ヤクルト村上、阪神才木ら米挑戦組「WBC全員辞退」の可能性

  1. 6

    松重豊は福岡の人気私立「西南学院」から明大文学部に 学費の問題で日大芸術学部は断念

  2. 7

    そうだ、風邪をひけばいいんだ!減量に行き詰まった末、裸同然で極寒の庭へ飛び出した

  3. 8

    カムバック星野監督の“2カ月20kg”の無茶ぶりに「嫌です」なんて言えるはずもなく…

  4. 9

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  5. 10

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校