レ軍ファッセ打撃コーチ「左打ち」、若手育成にも定評 吉田正尚の受け入れ体制は万全

公開日: 更新日:

ピーター・ファッセ(打撃コーチ・35歳)/ジェイソン・バリテック(捕手コーチ・50歳)

 プロでの指導者経験は浅いが、若手育成に定評がある。

 ファッセ打撃コーチは現役時代は右投げ左打ちのユーティリティー野手としてブルワーズ傘下のマイナーで2年間プレー。2010年に退団し、独立リーグに活躍の場を求めたが、メジャー昇格はかなわなかった。引退後は自ら設立した野球アカデミーでコーチを務め、19年に31歳でツインズ傘下のマイナーリーグ打撃コーディネーターに就任した。

 ツ軍ではマイナーの若手の自主練に早朝から付き合うなど親身に指導。今季のア・リーグ首位打者(打率.316)ルイス・アラエス内野手(25)の土台をつくった。熱心な指導と育成手腕を評価され、今季からレッドソックスで打撃コーチを務めている。

「レ軍に移ってからも、試合後の打ち込みまで見届けるなど、選手へのサポートを惜しまない。わずか2年でアシスタントコーチから昇格したことからもレ軍首脳陣が評価していることがわかる。吉田は渡米1年目でメジャーのストライクゾーンや、外国人投手の動くボールにてこずるでしょうから、同じ左打ちでもあるファッセ・コーチは心強い存在になるはずです」(ア・リーグスカウト)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  2. 2

    ヘイトスピーチの見本市と化した参院選の異様…横行する排外主義にアムネスティが警鐘

  3. 3

    国民民主党「新人都議」に渦巻く“スピリチュアル疑惑”…またも露呈した候補者選定のユルユルぶり

  4. 4

    巨人・田中将大を復活させる「使い方」…先発ローテの6番目、若手と併用なんてもってのほか

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  1. 6

    高橋真麻がフジ港浩一前社長、大多亮元専務を擁護の赤っ恥…容姿端麗な女性集めた“港会”の実態知らず?

  2. 7

    参院選「自民裏金議員15人」で当確5人だけの衝撃情勢…比例は組織票があっても狭き門

  3. 8

    ドジャースが欲しがる投手・大谷翔平の「ケツ拭き要員」…リリーフ陣の負担量はメジャー最悪

  4. 9

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  5. 10

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?