来オフFAの大谷翔平にも飛び火? コレア400億円超“契約保留”で大物の身体検査よりシビアに

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 過去に身体検査で交渉が破談したのは、13年オフにオリオールズと2年約15億6000万円で合意後、右肩の故障が見つかった右腕グラント・バルフォア(後にレイズと契約)のケースのみ。手術を要する重傷以外は問題視しないのが一般的だが、ジャイアンツメッツのように他球団も大谷との大型契約には慎重にならざるを得ない。

 ただでさえ大谷は投打の二刀流をこなし、一般的な投手や野手と比べて体への負担が少なくない。開幕前の来年3月にはWBCに出場したうえに、レギュラーシーズンではこれまでの中6日ではなく、中5日で起用される見込みだ。仮に大谷がリアル二刀流実質3年目の来季、故障なくシーズンを乗り切ったとしても、他球団から肩や肘が疲弊しているのではないかと疑われるのは当然だろう。

 大谷は史上最高額を手にしても、さまざまな制約が加えられるかもしれない。

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