ラミレスが助っ人史上初の殿堂入り もはや生粋の日本人「次なる夢」は球団社長

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 13日に発表された野球殿堂入り。プレーヤー表彰で元DeNA監督のアレックス・ラミレス氏(48)、エキスパート表彰では2度の三冠王を獲得した元阪神のランディー・バース氏(68)が選出された。日系2世の与那嶺要氏を除くと、外国人選手が殿堂入りするのは史上初だという。

 中でも、ヤクルト巨人、DeNAの3球団でプレーし、助っ人選手としては史上初の2000安打を達成した「ラミちゃん」は、2016年から5年間にわたってDeNAで監督も務めた。打者として捕手の配球を徹底的に分析することで成功を掴み、監督としても5年間でAクラス3度と実績を残した。

 19年には日本国籍を取得。現在も家族と日本で暮らしているが、日本国籍取得時には「監督など指導者として日本代表のユニホームを着たい」と野望を語ったことがある。侍ジャパンの監督のオファーが来れば、喜んで引き受けるだろう。夢はもう一つあるという。

「球団社長です。DeNA監督時代、メディアとの雑談の中で『いつか球団を経営してみたい』と口にしたことがあった。もともと日本でのビジネスには積極的なタイプ。かつて飲食店の経営をしたことがあった。彼なりの方針や信念があるようで、真剣な表情で語っていた」(球界関係者)

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