原巨人の外国人補強「数撃ちゃ当たる戦法」加速で…“新クレーマー係”のウィーラーはてんてこ舞い

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 また外国人補強だ。巨人がメッツのヨアン・ロペス(29)と契約したと、現地・米国の記者がツイッターに投稿した。

 キューバ出身で2014年に亡命したロペスは、160キロ級の速球とスライダーを中心に力で勝負するタイプ。今季は開幕直前にメッツと契約し、8試合に登板、1勝0敗、防御率5.73だった。メジャー通算は121試合で3勝8敗、1セーブ、26ホールド、防御率4.39。クローザー候補として年俸は約1億5400万円の単年契約だという。

■外国人補強連発で5人目獲得へ

 巨人は今オフ、支配下の助っ人投手6人全員を自由契約にするなど、ウォーカー以外の外国人8選手をクビにした。その分、すごい勢いで新助っ人を物色中だ。これまでに獲得が発表されているビーディ、メンデスの他、本格調査に乗り出しているグリフィン、ブリンソンに続き、これで5人目の新外国人候補となった。

 さる巨人OBがこう言った。

「原監督は『今年ジャイアンツはほとんどカネを使っていない。少々貯金もあるようなので、戦力補強に使ってくれる』と言っていた。FA補強がうまくいかなかった分、助っ人補強は打ち止めの気配はなさそう。年内で5人目の助っ人調査が報じられ、例年以上の『数撃ちゃ当たる戦法』になっている。今季の外国人は9人でしたが、来季は総勢が2ケタに膨れ上がる可能性もありそうです」

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