ダルビッシュはWBC本番中も“昼に夜に”フル回転…あれこれ制約付きの大谷の分まで奮闘必至

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 ただひとりのメジャーリーガーとして連日、宮崎合宿の話題を独占しているダルビッシュ有(36=パドレス)。本番のWBCでも日本代表のエースとしてフル回転を余儀なくされそうな雲行きになってきた。

 ダルと並ぶエース格の大谷翔平(28=エンゼルス)には、起用法に関するさまざまな制約がかかりそうだからだ。

 エンゼルスのミナシアンGMは当初、起用法に関して「何の制限もしない」と話していたが、すでにネビン監督は「(大谷はWBCに)先発として投げる。リリーフはやらない」と断言。役割を先発に限定するどころか、どうやら投げるイニング数まで制限を設けるつもりらしい。現地特派員がこう言う。

■初戦は2イニング程度

「初戦は先発して2イニング程度になる見込みだと聞きました。3月1日のスプリングトレーニング(対ブルワーズ)で一度先発しますが、日本に行ってからもムリをせず、徐々に球数を増やしていく方針でしょう。エンゼルスはもちろん、大谷本人も最大の目標はあくまでもレギュラーシーズンというスタンス。すでに30日の開幕戦(対アスレチックス)での先発が決まっているので、そこに合わせた調整なのでしょう。今季から大谷は中5日のローテになるうえ、シーズンは162試合の長丁場ですからね。WBCで飛ばし過ぎてシーズンに支障が出ないようにするというのが球団と大谷の一致した考えとみていい」

 大谷はダルと並ぶエースの位置付けも、こうなると必然的にダルの負担が増すことになる。

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