鎌田大地のドルトムント移籍はいいことづくめ!5年契約・年俸4倍増「8億円」も当たり前

公開日: 更新日:

 独1部フランクフルトの日本代表MF鎌田大地(26)が今季終了後、現在リーグ2位の強豪ボルシア・ドルトムントへの移籍が本決まりになりそうだ。「カマダの日本サイドの代理人であるロベルト佃がドイツに滞在中。6月に契約が満了するカマダはドルトムントに5年契約・年俸8億円で移籍する」と現地有力紙が伝えたのである。

 ドイツ1部優勝5回のドルトムントは2010~12年、14~19年シーズンに元日本代表MF香川真司(C大阪)が在籍していたことで知られ、欧州年間収益ランク20位以内が定位置の金満クラブだ。フランクフルト時代から「年俸4倍増」というのも当たり前だろう。

 元ワールドサッカーグラフィック編集長の中山淳氏がこう言う。

「欧州を代表するビッグクラブであるドルトムントから高く評価されている鎌田は、自身がプレーしたいと公言しているインサイドハーフを軸にボランチなど中盤の主軸選手として多くの試合で起用されるでしょう。スペインのバルセロナ、英プレミアのリバプールなどが移籍先候補として報じられているが、慣れ親しんだドイツでストレスなく暮らしながらプレーに専念できる。優勝争いの常連クラブなので鎌田が熱望している欧州CL出場も、毎シーズンのようにかなえられる。5年の長期契約に加えて年俸も大幅にアップする。いいことずくめのドルトムント移籍と言っていい」

 鎌田の独サイドの代理人であるトーマス・クロートは、香川のドルトムント移籍を担当した。欧州でも腕利き代理人として有名だ。ちなみに鎌田は「中学の頃から香川の大ファン」(サッカー関係者)である──。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々