巨人原監督の“野球ベタ”極まれり…落合博満氏「打順を変えすぎ」と指揮官の操縦ミス喝破

貧すれば鈍する（原監督）／（Ｃ）共同通信社

「何がいけませんか？」

　16日のサンデーモーニング（TBS系）。元中日監督の落合博満氏が、司会の関口宏から低迷する巨人について問われると、間髪入れずにこう答えた。

「日替わり打線というのが一番良くないんだろうと思います。もうちょっとレギュラーはレギュラーとしてどっしりと構えたオーダーを組んだ方が先が見えてくるとは思うんですけど」

　関口が「（原監督は）迷っているのかな？」と合いの手を入れると、「調子がいい選手を使いたいんだろうけど……。一番思うのは、なぜ坂本を（スタメンから）外すのかということ。調子が悪くてもレギュラーですから、シーズンを通して使った方がいいと思います」と指摘。

　中継ぎについても、「勝ちゲームも負けゲームも出てくる投手がだいたい同じ。ちゃんと色分けしてやらないともたない」と話した。共演していた巨人OB会長の中畑清氏も「落合さんのおっしゃる通り。原辰徳にも“喝”を入れておいてください」と応じた。

　つまり、巨人が低迷する理由は、打率.133、0本塁打と不振に陥り、前カードの阪神戦で2試合連続スタメン落ちした坂本ではなく、原監督の操縦ミスというわけだ。