ソフトB有原&ガンケルは本当に戦力になる? ブッチ切り首位どころか先発ローテ崩壊危機

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 オフに総額80億円の大補強を行ったソフトバンク。しかし、調整遅れでいまだに「戦力」になっていない選手がいる。

 3年総額15億円の有原航平(30=前レンジャーズ)と、1年1億6000万円のガンケル(31=前阪神)だ。ガンケルは14日のオリックス戦で一軍初先発の予定。一方、有原に至っては二軍調整が続いており、一軍合流は早くても今月末、というのが球団の見立てだ。

 ソフトバンクは昨オフにエースの千賀が海外FA権を行使し、メッツに移籍。大枚はたいて獲得した先発候補2人がいまのところ一軍戦力になっていないことも影響してか、本来ならブッチ切りの首位を走っていてもおかしくないくらいの補強をかけながら9日現在、首位オリックスに2ゲーム差の2位である。

 球団OBが言う。

「有原はレンジャーズ1年目の2021年に行った右肩手術の影響で、メジャー2年で通算3勝7敗、防御率は7.57。いまは右肩に痛みなどはないそうだが、肝心のパフォーマンスが上がってこない。二軍では5試合で2勝無敗、防御率2.70と一見良さそうに見えて制球力や球威が全盛期には程遠く、現状は一軍半レベルと聞いている。有原を狙っていた球団は他にもあったが、条件はソフトバンクのそれを大きく下回るものだったそうだから過度な期待は禁物でしょう。調整が遅れていたガンケルにしても、阪神時代の昨季は夏場に二軍落ちしてからは一軍で出番なし。2人とも金額ほどの働きをしてくれるかどうか……」

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