第2次「白鵬vs稀勢の里」戦争勃発! 有望弟子めぐり“代理戦争”の様相、協会内でも出世争い

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白鵬は理事選出馬に意欲満々

 この2人に限らず、白鵬稀勢の里の下には全国から次々と有望株が集まっている。そんな横綱経験者2人は弟子集めだけではなく、将来の相撲協会内の出世争いという点でも、激突は避けられない。

「2人の政治力を考えれば、普通に考えて白鵬の圧勝でしょう。出世争いをするには、稀勢の里は正直すぎる。ただ、白鵬の強引さに眉をひそめる親方も少なくないと聞いている。なにせ、2021年に引退したばかりなのに来年の理事選に出馬する気満々らしい。

 もちろん、新米親方が理事選に出てはダメという決まりはないが、その場合、伊勢ケ浜一門の先輩、元大関・魁皇の浅香山親方はどうなるのか。あの一門に2人とも当選させられる票があるかどうか。白鵬への反感で稀勢の里に人気が集まれば、出世レースも互角の戦いとなりそうです」(前出のOB)

 土俵の中も外も盛り上がれば、それに越したことはない。

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