握り潰されたスタンドの金網を見て痛感 選手が胴上げすべきは私じゃない
ベンチ外のメンバーを今ほど意識し始めたのは竜ケ崎一時代です。試合が終わって、スタンドのフェンスを見て心の底から驚いた。金網のあちこちで網目が握り潰されていたのです。
彼らがフェンスにかじりつきながら、必死に応援してくれていたことが一目瞭然だった。振り返れば、今までの教え子たちはそんな子たちばかりでした。だからレギュラーだったメンバーよりもむしろ、ベンチに入れなかった教え子たちを懐かしく思うことがあるほどです。
私はスタンドの選手たちの思いを背負うつもりで大会に臨みます。主力選手たちにも、その意識だけは徹底してもらいたい。ミスをするのはいい。しかし、怠慢プレーだけはどうしても許せない。試合に出たくても出られなかった選手に対してどれだけ失礼なことか。
竜ケ崎一から藤代、常総学院、専大松戸と指導する学校が変わっても、一貫して厳しく言い続けていることです。最近は指導におけるパワハラなどのハラスメントが問題になっていますが、このことに関しては妥協も容赦も絶対にしません。




















