NEC軽井沢72で悲願の初V!人気プロ菅沼菜々「広場恐怖症」克服し海外メジャー挑戦は?

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【NEC軽井沢72ゴルフトーナメント】最終日

 3打差の単独首位でスタートした菅沼菜々(23)は、神谷そらに18番で通算16アンダーに並ばれプレーオフへ突入。2ホール目に振り切り、悲願の初優勝を果たした。

 昨季は出場33試合でトップ10が15度もありながら未勝利に終わった。

 菅沼は厳しい勝負の世界に生きるプロらしからぬ言動が人気の要因だ。

「公式インスタグラムやユーチューブだけでなく、人差し指と中指で作るハートマークや、プレーを待つ間の『体育座り』や、カメラマンにみせるピースサインなど、見られることを常に意識している。アイドル好きなので、この日は自分がアイドルになりきった気持ちでプレーしたと言ってました」(ツアー関係者)

 今回の優勝でひと皮むけて、来季は海外メジャー挑戦を期待するファンも少なくないだろうが、菅沼はそれができない持病を抱えている。飛行機や新幹線、船など、閉じられた空間や自力で外へ出られない状況が長時間続くと動悸や息苦しさなどの発作が起こる不安障害の「広場恐怖症」だ。今季も沖縄や北海度開催の大会には出ていない。

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