西武・山川穂高の無期限出場停止で「無償トレード」トレンド入り ファンも中田翔の“悪しき前例”期待?

公開日: 更新日:

 今回の山川の処分を受け、中田の“みそぎ9日間”を想起した向きは少なくない。「X」(旧Twitter)では瞬く間に「無償トレード」がトレンド入り。こんな声が溢れている。

《中田の前例が記憶に新しすぎるからな》

《具体名は出さないけど、違うリーグに無償トレードしてすぐ処分が解除された選手がいたしな》

《もしかして移籍したら処分解除になるやつ?》

《Aクラス入りするためにぜひ、悪しき前例を使ってウチに来てほしい》 

 結論から言うと、今季の補強可能期間は7月31日で終了しているため、無償トレードはできない。しかし、「ウェイバー公示」(支配下選手の契約を解除すること)を経て、他球団が手を挙げれば、事実上の無償トレードが成立する。

 山川は謹慎期間中もグラウンドで自主トレを熱心にこなしていたことで知られる。純粋に実力だけを見れば市場価値は高い。一連の経緯を踏まえると、他球団にとっては腫物に触るようなものだが、ファンからそればそうでもないようだ。シーズン終了間際となり、CSや日本シリーズが控えているだけに、「ウチに来てほしい」といった声が散見される。

 球界内外を揺るがしたトップスター選手の下半身事件の余波は、まだまだ収まりそうにない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    突然告げられた強制米留学、現地では毎日ドミニカ人全員に飯を奢り続け、球団の領収書を切った

  2. 2

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  3. 3

    全英V山下美夢有の「凱旋フィーバー」は望み薄…6年前の渋野日向子と決定的な違いとは?

  4. 4

    酷暑の大阪万博会場を歩いたら“地獄”だった! 午後の気温は40度近く、大屋根リングはガラガラ

  5. 5

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  1. 6

    長渕剛がイベント会社に破産申し立て…相次ぐ不運とトラブル相手の元女優アカウント削除で心配な近況

  2. 7

    東洋大姫路(兵庫)岡田監督「大学からは『3年で』と言われたけど、ナンボ何でも無理ですと」

  3. 8

    山下美夢有が「素人ゴルファー」の父親の教えでメジャータイトルを取れたワケ

  4. 9

    中村芝翫に別れたはずの愛人と元サヤ報道…夫が不倫真っ只中でも妻・三田寛子は家族写真投稿の複雑胸中

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希“ゴリ押し”ローテ復帰が生む火種…弾き出される投手は堪ったもんじゃない