アジアの盟主も今は昔…「江戸の仇を長崎でも討てなかった」日本男子プロ凋落の原因

公開日: 更新日:

【シンハン ドンヘ オープン】最終日

 日本ツアー、韓国ツアー、アジアツアーの共催大会「シンハン ドンヘ オープン」(韓国・クラブ72CC)最終日は、通算19アンダーで首位タイに並んだ地元韓国のコ・グンテク(高君宅・23)とパチャラ・コンワットマイ(24・タイ)のプレーオフに突入。1ホール目でバーディーを奪ったコが優勝した。

 31選手が出場した日本勢でトップ10に入ったのは、17アンダー・3位の中島啓太(23)と15アンダー・9位の平田憲聖(22)の2人しかいなかった。

 6月に国内で行われた日韓両ツアー共催「ハナ銀行 インビテーショナル」(千葉夷隅GC)でも韓国のヤン・ジホ(34)に優勝をさらわれ、1打差2位が中島だった。国内でも海外でも日本選手は韓国選手に勝てず、江戸の仇を長崎でも討てなかった、ともいえる。

■日本ツアーのレベルが低下した原因は

 かつて日本ツアーは米国、欧州、豪州と並ぶ世界4大ツアーのひとつと言われ、アジアプロゴルフ界の盟主だった。それが今では、共催大会で勝てなくなってしまった

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因