アジアの盟主も今は昔…「江戸の仇を長崎でも討てなかった」日本男子プロ凋落の原因

公開日: 更新日:

 どうしてレベルが低下したのか?

「1973年に日本でツアー制度が始まる前は、国内には試合が少なく、日本人プロはアジア各国を転戦するサーキットに出ていかなければ賞金を稼ぐことができなかった。当時はハングリー精神が強く、みんな1円でも多く稼ぐという気概があった。

 ところがツアーが発足して青木功尾崎将司、中島常幸のAON時代が到来してゴルフブームになると、国内でも試合数がどんどん増えて海外に出かけなくても楽に稼げるようになった。次第にハングリー精神も薄れていき、いつしかAONの遺産をすべて食いつくしてから、慌てて海外に出て行っても勝負になりません。日本ツアーの“地盤低下”は著しく、アジアでの地位も低下するばかりです」(ゴルフ評論家・宮崎紘一氏)

 一方、日本人プロの多くが国内のぬるま湯体質にどっぷり漬かっているときに、韓国やアジアのプロゴルファーは「試合が行われるところなら地の果てまでも行く」と世界中に飛び出していった。

 海外ではコースもきれいに整備されず、芝の生えていないコースもある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    趣里「大空港」視聴率好調も評価は伸び悩み…父・水谷豊「相棒」後継への期待と“日本的な弱点”

  2. 2

    2026年夏の甲子園は「不作」を通り越して“凶作”…プロスカウトが指摘する異変の原因

  3. 3

    ヤンキースの「横浜・織田翔希獲得プラン」をスッパ抜く! キーマンに挙がる“日本人実業家”の名前

  4. 4

    夏の甲子園投手 プロ注目の4人をスカウト「ガチ評価」最注目の横浜・織田翔希には“意見”割れる

  5. 5

    スマスロ『L戦国乙女5』は前評判での「覇権台」が裏目に…ユーザーの厳しい意見に今後のホールの対応は?

  1. 6

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  2. 7

    佐藤輝明「三冠王」なら年俸いくら? メジャー流出阻止へ阪神が用意する破格の条件

  3. 8

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  4. 9

    働かない高市首相がお盆休み満喫…4日間「終日公邸」おこもり、いよいよ剥がれる“鉄の女”のメッキ

  5. 10

    消費税政局なんてありゃしない 誰も高市早苗を引きずり降ろせない歯がゆさと暗澹