中田翔自ら“契約破棄”も巨人は痛くもかゆくもなし…阿部新監督が「構想外」を突きつけた

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 しかし、巨人の考えは違うようだ。チーム関係者が話を引き取る。

■先を見据える阿部新監督

日本ハム時代の2021年に同僚への暴行で謹慎中だった中田を、原前監督が無償トレードという形で引き取った。批判もされたけど、移籍2年目の22年には109試合で24本塁打、68打点。一時は4番を任されるなど復活した。ただ、阿部新監督は先を見据えている。来季に向けて一塁・岡本和、三塁・坂本、遊撃・門脇の構想を明言。中田がベンチ要員となることはほぼ決まっていた。もちろん『代打の切り札』という道はあるにせよ、中田に事実上の『構想外』を突きつけたのは、阿部監督です」

 現役2位の303本塁打、一塁手では史上初となるセ・パ両リーグでゴールデングラブ賞を受賞した名手でもある。

 この日、立浪監督がラブコールを送った中日ロッテなどの争奪戦が予想されるが、原前監督に重宝された中田の存在は、阿部新体制では重要ではなかったということだ。

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