大谷翔平がエンゼルスに残留しなかったのは“渋チン”オーナーのせいなのか?

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 大谷は最後の最後までエンゼルス残留を模索していたにもかかわらず、モレノオーナーがこれを阻んだというわけだ。

 もっとも、米球界では、仮にエンゼルスが大谷に対してドジャースと同等の条件を提示したところで、残留の目は薄かったと見る関係者が少なくない。

「エンゼルスは大谷が在籍したこの6年間、大谷に加えてスーパースターのトラウトも擁しながら、一度もプレーオフに進出できなかった。総額330億円規模で獲得したレンドンは不良債権化するなど、補強下手が目立ち、昨オフには球団の身売りも浮上した。大谷がいくらヒリヒリする9月を過ごしたくとも、今のエンゼルスでは困難なのは明らかです。大谷もエンゼルスが強くなることを期待していたものの、今の体制ではそれが難しい、ということは身に染みてわかっているはず。そのうえ、オーナーが大谷残留のための資金を渋ったということは、エンゼルスも大谷が残ってくれるとは思っていなかったのではないか」

 とは、メディア関係者だ。

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