ドジャース大谷翔平が「オーナーか編成本部長の退団」を契約解除の条件にした“真の狙い”

公開日: 更新日:

 大谷の契約の詳細が徐々に明らかになってきた。日本時間14日、AP通信など複数の米メディアの報道によれば、さまざまな付帯条項が契約に盛り込まれている。

 まずは本人のオプトアウト(契約解除)。マーク・ウォルター筆頭オーナーかアンドリュー・フリードマン編成本部長が職を退き退団すれば、そのシーズン終了後に大谷自らがオプトアウトできる条項が含まれているという。

 長期契約を結んだ選手は一定の条件をクリアすれば、契約を解除できるのが一般的だが、大谷のようにフロントの人事を条件にするのは異例のことだ。

 これ以外には全29球団へのトレード拒否権の他、フルタイムの通訳が付き、これはエンゼルスから継続して水原一平氏が務める。

 家族や知人の招待用にレギュラーシーズンとポストシーズンは本拠地ドジャースタジアムのスイート席が提供され、遠征先のホテルはスイートルームが用意される。ドジャースが運営する慈善団体に契約金の1%未満(約10億5000万円)の金額を寄付することも盛り込まれている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし