ドジャース捕手陣が由伸と大谷を強力後押し スミスは「打てる捕手」、バーンズは「頭脳派」

公開日: 更新日:

■ベンチで助言

 一方、2番手のオースティン・バーンズ(34)は捕手としての守備力、打撃面はスミスに及ばないものの、縁の下の力持ちとして投手陣から絶大な信頼を寄せられている。昨季まで在籍したサイ・ヤング賞3度(11、13、14年)の左腕クレイトン・カーショーの信頼は厚く、専属捕手を務めてきた。

「頭脳派として知られ、各投手の調子を把握したり、試合の流れを読むのがうまい。ベンチでは常にロバーツ監督の近くに座り、戦況を見つめながら投手、野手に限らず若手にアドバイスを惜しまない。ルーキーの山本はベテラン捕手からメジャーの流儀や配球などを叩き込まれるのではないか。投球プランの組み立てにも長けているだけに、大谷が投手に復帰した際は、試合前のバッテリーミーティングなどで、球種の選択や配球など最適な助言が得られるでしょう」(前出の友成氏)

 大谷は昨季までのエンゼルス時代、オホッピー、ウォラック、タイスら二線級の捕手が相棒だったため、自ら主導権を握り、結果を残してきた。マウンド上では孤軍奮闘を強いられることもあったが、新天地では捕手2人の強力なサポートが得られそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 2

    巨人が楽天・辰己涼介の国内FA争奪戦に参戦へ…年齢、実績的にもお買い得

  3. 3

    マエケンの「DeNA入り」が急浮上! 古巣広島まさかのNO、巨人はマー君が足かせで動けず

  4. 4

    DeNA次期監督候補に谷繁元信氏が浮上…南場智子オーナーのイチオシ、本人も願ったりかなったり

  5. 5

    ドジャースの“朗希タンパリング疑惑”で大迷惑!米29球団&日本プロ球団こぞって怒り心頭の納得理由

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」

  2. 7

    メジャー今オフにも「二刀流ルール」撤廃の可能性…ドジャース&大谷翔平に他球団のやっかみ集中

  3. 8

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  4. 9

    俺と巨人ガルベスの大乱闘の一部始終…落合博満さんのヘッドロックには気を失いかけた

  5. 10

    ドジャース大谷翔平は“自信のデカさ”も世界一! 二刀流は「自分にしかできない役割」と会見で断言

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  2. 2

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    安倍元首相銃撃裁判 審理前から山上徹也被告の判決日が決まっている理由

  5. 5

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  1. 6

    マツコ・デラックスがSMAP木村拓哉と顔を合わせた千葉県立犢橋高校とは? かつて牧場だった場所に…

  2. 7

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  3. 8

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  4. 9

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」