球団社長「活躍する選手は応援」と言及も…佐々木朗希ポスティング直訴に「時期尚早」の声

公開日: 更新日:

「今すぐに行かせてくれ」と言われたら、そりゃ球団も困る。

 昨4日、ロッテの高坂球団社長が年始の挨拶を行い、12月にスポニチが報じた佐々木朗希(22)のポスティング直訴に言及。真偽のほどは「選手の契約については差し控える」としつつも、「活躍した選手の後押しはしたい」と話した。

 入団4年目を終えた佐々木は実働3年46試合で19勝10敗。2022年に完全試合を達成するなどポテンシャルはズバ抜けているものの、規定投球回数達成はゼロ。首脳陣も球数制限を設け、登板間隔にも気を遣うなど、まだ育成途中という扱いだ。

「球団社長が言う『活躍した選手』の判断は難しいところですが、例えば同じ高卒選手で入団8年目のシーズンオフに海を渡ったブルージェイズの菊池雄星(32)は西武時代、毎年のようにポスティングを行使してのメジャー挑戦を訴えていたものの、認められなかった。16年までに通算6年間105試合で43勝を上げて、ようやく『来季から2年連続2ケタ勝利ならば認める』と、初めて球団から“言質”を取り、翌年の17年から16勝(最多勝)、14勝をマークして、18年オフに晴れてポスティングが認められました」(球界関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  3. 3

    佳子さま31歳の誕生日直前に飛び出した“婚約報道” 結婚を巡る「葛藤」の中身

  4. 4

    国分太一「人権救済申し立て」“却下”でテレビ復帰は絶望的に…「松岡のちゃんねる」に一縷の望みも険しすぎる今後

  5. 5

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  1. 6

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  2. 7

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  3. 8

    清原和博 夜の「ご乱行」3連発(00年~05年)…キャンプ中の夜遊び、女遊び、無断外泊は恒例行事だった

  4. 9

    「嵐」紅白出演ナシ&“解散ライブに暗雲”でもビクともしない「余裕のメンバー」はこの人だ!

  5. 10

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢