体重125キロ、通算108発 日本ハム救世主候補の巨漢ドミニカンは「ただの一発屋にあらず」

公開日: 更新日:

 日米争奪戦を制したのは日本ハムだった。

 8日に前ロイヤルズの外野手、フランミル・レイエス(28)の獲得を発表。メジャー通算108本塁打の実績を持つドミニカ共和国出身の長距離砲を巡っては、日本のDeNAや米ツインズなど「日米7球団による争奪戦がぼっ発」と報じられていた。

「ロイヤルズに所属した昨季は19試合の出場で打率.186、2本塁打、7打点。5月にクビになっていましたが、この冬に参加したドミニカのウィンターリーグで9本塁打、34打点で二冠を獲得するなど持ち前の長打力が復活し、日米複数球団が獲得に名乗りを上げていた。右の強打者が補強ポイントの巨人も調査をしていたようですが、すでにこのオフだけで4人の助っ人外国人の獲得を発表するなど、積極補強を敢行している日本ハムに軍配が上がった格好です」(球界関係者)

 2018年にパドレスでメジャーデビューしたレイエスは、19年に自己最多の37本塁打をマークしてブレイク。21年にも30本を放つなど、身長196センチ、体重125キロの巨漢スラッガーとして注目を集めた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性