巨人・菅野智之 完全復調へのもう一つの難題…首脳陣をイライラさせる「悪癖」

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 巨人の菅野智之(34)が精力的に調整を続けている。4日は2日連続でブルペン入り。今季のテーマに掲げているスライダーの精度に手応えを感じているようだ。

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 右肘の張りで出遅れた昨季は14試合の登板にとどまり、4勝8敗(防御率3.36)とプロ11年でワーストの勝ち星に終わった。球威やキレの衰えを指摘する声も大きくなり、それを取り戻そうと自主トレから自らをハードに追い込んだ。

「本人が『心も体も充実している』と言っているように近年になく状態が良さそうなのは確か。完全復調すればこれ以上の“補強”はないが、懸念材料もある。間合いの長さです。

 球質の衰えをカバーしようとしてか、昨年の菅野はマウンド上で考えすぎてリズムが悪く、野手の守りや打線に影響するなど首脳陣をイライラさせた。今季のプロ野球はメジャー同様のピッチクロックの導入こそ見送られたが、試合時間の短縮を徹底することになっている。投球間の長さにもこれまで以上にシビアな目を向けられることになるだろうから、菅野は影響を受けるかもしれない」(巨人OB)

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