阪神・岡田監督に「契約延長説」急浮上…勇退説から二転三転も、背景に夫人のサポート

公開日: 更新日:

 その際、岡田再登板を渋る当時の藤原オーナー兼球団社長を交代させたほどです。1年目から最高の結果を出した上に、今季も連覇を十分に狙える戦力がある。現状、岡田監督以上の監督がいませんし、親会社も『勝てる監督』を簡単に手放すつもりはない。

 岡田監督もオリックス監督を務めた12年以来11年ぶりの現場復帰で、評論家時代は仕事の合間にゴルフをするような余裕のある生活をしていただけに、環境の変化に慣れるまで時間がかかった。もともと妻の陽子夫人のサポートもあって、健康には気を使っていますし、監督業に慣れた2年目は1年目よりもカラダへの負担は減るはず。今のところ、体力面には不安はなさそうです」

 岡田監督の契約延長は、チーム再建と並んで重要任務となっている後継者問題にも直結する。(【後編】につづく)

  ◇  ◇  ◇

「後継者」としては、阪神のレジェンド鳥谷敬氏(42)の名前が挙がっている。その現実味、年末に行われた岡田監督との「師弟会談」、キャンプでの臨時コーチとしての様子などは、

●関連記事【後編を読む】で詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性