大谷が“ただならぬ因縁”レジェンド左腕カーショーの再契約に溜飲を下げた意外な理由

公開日: 更新日:

 大谷翔平(29)は留飲を下げたのではないか。

 MLB公式ホームページは日本時間7日、ドジャースFAになっていたカーショー(35)との再契約に合意したと報じたからだ。

 カーショーはサイ・ヤング賞を3度受賞している左腕。昨季はチーム最多の13勝(5敗)をマークしたドジャースの押しも押されもせぬエースだ。オフに左肩を手術したため復帰が見込まれる夏場以降、先発の層を厚くするのはもちろん、生え抜きのレジェンドとしてガラリとメンバーが入れ替わった投手陣のまとめ役を担うことになる。

 大谷はそんな左腕エースと因縁がある。2017年オフ、日本ハムからポスティングでメジャー挑戦する際、ドジャースとの面談に結婚記念日にもかかわらず同席したのがカーショー。大谷がエンゼルスを選ぶと、時間と労力の壮大な無駄遣いだったと捨てゼリフを吐いたほど。最初のオープン戦で大谷と対戦した印象を聞かれても「興味がない」とそっけなかった。そしてこのオフは、ドジャースが何よりも優先して二刀流の大谷を獲得。来季以降は大谷が先発ローテの中心になるだけに、昨年までの大エースは結果として大谷に追い出されるところだったのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった