ソフトB“二軍の帝王”砂川リチャードが一軍で打てない根本原因…師匠・山川穂高が喝破

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 技術面はさることながら、ホームランバッターは相手投手に恐怖心を植え付けてナンボのところがある。初球からフルスイングされれば、相手投手はイヤなものだが、リチャードにはそうした怖さがないと山川は言いたいのだろう。

■「僕より飛ばす力がある」と山川

 リチャードに山川の話を伝えると、「(初球から)全部振っていけと言われますし、振ってみないと始まらないのに僕としては手が出ない」とこう続けた。

「僕の場合、一軍の試合で10打席に1本塁打の結果に終わったら、1本の本塁打のことより、凡退した9打席のことにフォーカスを置きすぎだとも山川さんに言われました。僕はそういう変な考えを持ってしまう癖があるのですが、山川さんは『今日打ったものを明日もどうやって打つのかを考えている』と聞きました。そういったところを僕も真似して、実戦が始まった時に直していかないといけない」

 山川をして「僕より飛ばす力がある」と言わしめるリチャード。師匠がより身近な存在になったチャンスを活かさない手はない。

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