ドジャース大谷の「メディア嫌い」が蟻の一穴になる不安…心証悪化なら容赦なくバッシング

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 大谷がラミレスのように反抗的な態度でメディアに接することはないにしても、少なくとも良好な関係を築いておいて損はない。

「米メディアは日本の報道陣と違ってプライベートに関することでも容赦なく質問します。大谷がこれ以上、メディアの心証を悪くすれば、過去のスター選手のように、痛くもない腹を探られることにもなりかねない。話すことも仕事の一つと割り切ることも必要でしょう」(前出の友成氏)

 米メディアとの関係が悪化すれば、ジョンソンやラミレスのようにグラウンド外のことで神経をすり減らすハメになる。人間性まで否定されたら、それこそ野球どころではなくなってしまう。たかがメディア、されどメディアなのだ。

 打者に専念する今季は走塁に磨きをかけた上に、バットでも結果を残してグラウンド上での死角は見当たらない。総額1000億円超の契約に見合ったパフォーマンスを見込めそうだが、メディアとの関係が蟻の一穴になりかねない。

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