大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

公開日: 更新日:

 徹さんは元社会人野球の選手。黒沢尻工(岩手)時代は甲子園を目指し、三菱重工横浜では外野手としてプレーした。三菱重工横浜の野球部には、徹さんも含めて高校出身の同期が4人いた。そのうち2人はプロ入り、ひとりは阪神の村山実監督時代に活躍した中野佐資だ。

 徹さんもプロが目標だったものの、志半ばで断念。故郷の岩手に戻って以降は、自動車のボディーメーカーに勤務、昼夜2交代制で車体を造る過程のラインにしばらく携わっていた。

 母親の加代子さんはかつて、バドミントンに打ち込んだ。中学3年時に神奈川県代表メンバーに選ばれ、全国大会へ。団体女子の部で準優勝した。決勝で敗れた相手は92年のバルセロナ五輪に出場した陣内貴美子のいた熊本県。このときの全国大会決勝を含め、同学年だった陣内とはこの後も何度か対戦。卒業後はインターハイの常連校だった横浜立野高に進学した。(つづく)

  ◇  ◇  ◇

 関連記事【続きを読む】…では、大谷が小学生時代に競泳、陸上で無双していた様子、高校時代に「弁当をカビまみれにした食トレ秘話」などについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも