大谷は7月に「強制休養」か…打撃三冠目前の絶好調も指揮官は「最終的な目的」が第一優先

公開日: 更新日:

 ドジャース大谷翔平(29)が最高の状態でレギュラーシーズンを折り返した。

 日本時間26日のホワイトソックス戦は先頭打者弾に勝ち越し適時打。6月の10本塁打はメジャー最多で、球団タイ記録の9試合連続打点をマークした。

 レギュラーシーズン162試合の半分となる81試合を終了し、打率.320、24本塁打、60打点。打率、本塁打はリーグトップをキープし、打点はともに64打点でトップのフィリーズ・ボーム、ブレーブス・オズーナの2人に迫っている。

 大谷は打撃好調の要因について、「打つ球をしっかり打てているし、ボール球をしっかり見送れているっていうのが一番いいところかなと思います。自分のしっかりとしたアットバット(打席)を繰り返すことでチームにもいい結果が生まれる」と説明。今季は打者に専念していることで、「確実に運動量が少ないので、リカバリーがしっかり取れるのは間違いない。毎年、経験を重ねるごとに打者としても成長できているので、いい成績に結びついていると思う」と話した。

 大谷は毎年、6月に結果を残しているが、リアル二刀流をこなしてきた2021年から昨季までは投打に渡るフル稼働による疲労から、7月に失速を繰り返してきた。昨年までのメジャー6年間での通算月別成績を見ると、6月は打率.329、52本塁打、111打点に対し、7月は打率.249、31本塁打、66打点と別人のような成績だ。大谷が「リカバリーがしっかり取れている」と話している通り、打者に専念している今季は7月に極端な失速は避けられるかもしれないが、出番は減る可能性もある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状